鬱です

11月26日に、歩きすぎてしまったのがきっかけになったのか、その疲れで起きられなくなって以来、どうにもならないだるさが残ってしまい、気分の落ち込みはそれほどではないのですが、とにかく起きられなくて、横になるといくらでも眠れて、鬱です。
半月ばかり、なにもせずにずーーーーっと寝ています。
なにもできません。
辛うじて、3日くらい前から、本を少し読めるようになりました。
1年以上前に、友人に薦められて買ったまま積んでいた、中山可穂『ケッヘル』をやっとこ読みました。
サスペンス小説みたいな感じですが、おいしい食べ物、美しい光景、綺麗な音楽、きもちいいセックス、といったものが、さもものすごくよさげに描かれていて、ウイーンに行ってみたくなる感じです。でも私には、それほどにおいしいものを食べたりよい音楽を聴いても、違いがさっぱりわからないだろうと思ったら、なんだか恥ずかしくなりました。この作者には、世界はこんなにも多彩に見えてるのでしょうか?私には、モーツァルトはほとんどギャグのように聴こえます。
神林長平『天国にそっくりな星』も、半分くらいまで、読みました。
これは、夫が好きなので家にいっぱい置いてあって、中山可穂とは、ある意味対極のような作家です。
なんというか、中山可穂は文章がいちいちエロいのですが、神林長平は、そういう粘着質な感じがまったくないです。夫が言うには、世界全体の枠組みを描くSFにとって、それが本質じゃないから描写していない、とのことでした。私は、たとえ世界全体を描くSFにとっても、エロスは本質的なものだと思いますが、確かに、人間を太陽系や宇宙の彼方の引き目線で描いたら、ねちねちした描写にはならない、というのはありそうなことだ、と思いました。
それにしても、神林長平は、小説を通して、なにを言わんとしているか、ということを、いちいち明らかにしてくれていて、すごく腑に落ちる作家です。腑に落ちすぎて、ものたりなくなってくるくらい。
鬱があまりにひどいので、本当は医者に相談してからそうするべきだとは思ったのですが、次の病院まで間がありすぎるので、勝手に、リスパダールをやめました。もしかしてこれのせいでだるいのかもしれないと思って。。。効果があるといいのですが。




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